「葬儀を頼んだ時に檀家になったが、やめたい」
「葬儀や法事はしっかりやりたいけど、檀家になりたくない」
「檀家になり、お寺とずっと付き合っていくのが嫌だ」
このように思われている方は少なくないと思います。
しかし、なぜ檀家に入らなければならないのか?
わかっていない人が多いのではないでしょうか。
今回は檀家の制度と檀家に入らずとも法事や葬儀を頼める『お坊さん派遣』についてご紹介していきます。
❖ 檀家制度
葬儀を頼むと基本的に檀家に入らなければなりません。
そして、その後は毎年【護寺会費】を支払い、法事もすべてお願いしなければいけません。
また、お寺の本堂・山門・塀の老朽化による修繕費等の請求や、お寺によっては檀家さんの長期積立制度を依頼されるケースもあります。
昔はどの家庭でもそれが普通でしたが、最近では「お金のかかる檀家にわざわざ入りたくない!」という方が増えています。
基本的に通常の菩提寺のお坊さんは檀家以外の家に対して法要を行いません。
そのため仕方なく檀家になる方もしばしばいます。
しかし、現代ではそんなところにお金をかけている余裕はないと思っている方が増えています。
時代の流れだと思いますので仕方ありませんし、これからもより一層増えていきます。
実際に檀家を離れることは可能ですので、檀家を解約したいという趣旨を伝えましょう。
たまに先祖が契約書を交わしていて、解約金などが発生しますが先祖時代の解約金ですので現在では大した価値ではないと思われます。
❖ 檀家をやめた後はどうするの?
やはり、檀家をやめた後がどうなるか心配でやめられないという方が多いと思います。
最近では檀家をやめた方や檀家にもともと入っていない方の多くはお坊さん派遣を使い法事や葬儀を行っています。
お坊さん派遣は近年では認知度が非常に高まってきたため、利用者は年々増加傾向にあります。
お坊さん派遣では法事や葬儀を頼もうとも檀家に入る必要はなく、電話一本で頼めるため近くに菩提寺がなくても依頼することができます。
またお布施の金額が明確に決まっているため、大変利用しやすいです。
檀家のように余計なお金も必要ないため、「檀家に入りたくないがしっかり供養したい」という方にはとてもお勧めです。
※檀家に入っている方はやめてからの利用をお勧めします。
もし、檀家に入っていながらお坊さん派遣を利用した場合は、後々トラブルの元となりますので控えましょう。
❖ まとめ
檀家をやめても法要・供養することは可能なため、檀家をやめたいと考えている方は一度お坊さん派遣などを利用することを検討してみてはいかがでしょうか?…
では今回はここで終わります。