核家族化、少子高齢化が進み、寂しさを紛らわせるためにペットを飼う人がここ数年増えてきています。
現在では、4人に1人の割合でペットを飼われています。
家族のように可愛がってきたペットのために、ほとんどの家族がペット葬儀を行うようになりました。
では、ペット葬儀にはどのような方法があるのでしょうか?
今回は、ペット葬儀の選び方のポイントをご紹介します。
❖ 葬儀の種類
ペット葬儀の種類には大きく分けて2つあります。
① ペットを寺院や火葬場に連れて行き、祭壇を設置します。僧侶が祭壇の前で読経を行い、ご家族や友人の方はお焼香をします。中には合同で他のペットと一緒に火葬される場合もあります。
寺院によってペット葬儀を対応していないところや、火葬形式に違いがありますので、一度相談してみるのが良いでしょう。
②葬儀業者と僧侶が移動火葬車で自宅まで伺います。ご自宅の前や思い出の場所で祭壇を設置し、読経します。人の目が気になる方もいらっしゃるので、火葬車であることがわかりにくいように工夫されている場合もあります。
『お坊さん派遣.com』ですと、ペットお葬式のプランをお選びいただくとお坊さんが自宅または火葬場での読経を依頼することができます。
❖ お墓の種類
火葬が行われた後、返骨するかしないかを選ぶことができます。
① ご自宅での返骨、ご安置
遺骨をご自宅に持ち帰り、ペット用の小さい仏壇に骨壺を置きます。長期間自宅に骨壺を置いている場合もあれば、一定期間が経った後、ペット霊園に納骨したり、自宅の庭に入れたりするなど多種多様な形で供養されます。
中には、火葬をせず庭に土葬される方がいらっしゃいますが、穴の深さが浅すぎると異臭が漂ってきたり、野良猫に掘り返されることもありますので、庭に埋める場合は火葬をするようにしましょう。
② 寺院やペット霊園への納骨
火葬した寺院に納骨したり、ペット霊園に納骨します。
ペット霊園には、定期的に「供養祭」を実施しているところもあり、僧侶や霊園の方々と一緒にペットと過ごした思い出を振り返り供養をします。
もし今後も霊園に通うのであれば、距離や交通手段を考慮しなければなりません。
また、費用も霊園によって変わってきますので、要望にあった霊園を選ぶようにしましょう。
以上、ペット葬儀とお墓の種類の説明と選ぶポイントをご紹介しました。
ほとんどの僧侶派遣会社ではペット葬儀の対応もしております。ご相談・ご要望がございましたら一度ご連絡ください。