「菩提寺が遠くにある…」
「あまり菩提寺との関係がうまくいっていない…」
そんな時、味方になってくれるのは僧侶派遣業者です。
しかし、僧侶派遣業者も乱立しており、どれを選ぶのが良いか迷う方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、お坊さん派遣会社を選ぶ時に参考にしたい3つの比較軸をお教えします。
❖ 比較する場合のポイント
1. 運営母体はなにか
僧侶派遣会社の運営母体が業者を決める上で第一のポイントになります。
運営母体は大きく分けると、株式会社、有限会社、個人経営のもの、僧侶の集まり、寺院、社団法人の5つがあります。
株式会社が運営しているものは、24時間いつでも対応してもらえたり、住所がしっかりと載っているなど、様々な点で安心感があります。
屋号しか明記がないような個人経営のものは数は多いのですが、サイトが十分に整備されているものが少ないなど、信頼のおける業者を探すのは難しいかもしれません。
一見、本人が運営しているので安心感があります。しかし、お坊さんは経営には門外漢であるため、ホームページに住所や代表者の記載がないものがあったり、電話連絡が昼間しかできない場合があったりなど、運営には不安が残るものが多いようです。
また、仲介業者を通さないため低価格であると宣伝するものもありますが、実際のところはあまり差がありません。
寺院単位で運営しているものは、寺院に頼む場合と大差ないようです。社団法人は数があまり多くありません。
2. 規模の大きさ
規模が大きいと、「選択肢が増える」「お坊さんの質が担保される」というようなメリットがあります。
規模が大きい業者には、多くのプランが用意されています。
例えば、お通夜をしない一日葬を選択できたり、火葬のみのプランがあったりするなど、お葬式だけでも様々なプランが用意されています。選択肢が多ければ多いほど自分のニーズを満たしやすいですよね。
また、規模が大きいと、抱えているお坊さんの数も多くなります。
そのため、評判の良くないお坊さんは自然に淘汰されていきます。
3. 料金体系がしっかりしていること
せっかく僧侶派遣サービスを利用するならば、料金システムが明確で分かりやすいものを利用したいですよね。
業者によって、宗派の指定や複数法要に追加料金がかかるか否かが異なるため、この点もしっかり調べましょう。
法要での読経の相場は3万5千円程になります。
この価格を基準に検討するのが良いかもしれませんね。
❖ まとめ
今回は僧侶派遣業者を比較する上での軸を紹介しました。
上記の軸を参考に、業者を選定してみてはいかがでしょうか?…