「僧侶派遣業者に頼んで僧侶派遣してもらうのはいいけど、その後亡くなった人への戒名もしくは法名はどうするの?…」
といった疑問をお持ちの方も多いと思います。
ちなみに生きている間の名前を俗名とし、死後の名前を浄土宗では「戒名」、浄土真宗では「法名」と呼びます。
ここでは、派遣僧侶に戒名ならびに法名をつけてもらう際の特徴についてご説明します。
❖ 戒名ならび法名にかかる費用が設定されている
お通夜や告別式を執り行うのに必要な費用はあらかじめ明確に示されており、予算の検討がつけやすいです。一方でお坊さんに払う費用は曖昧です。
大まかに二つあげるとお布施と戒名または法名料です。ほとんどのお坊さんやお寺は「お気持ちで」とお申し付けなさいますが、ある程度決まった値段があり、それに沿った金額の支払いが必要です。
低い金額のお布施や戒名または法名料では受け付けてくれないケースも存在します。
結局のところお坊さん側から無言のうちに請求された額を支払うケースが多く、また、法事や法要という状況であるがゆえに、“値切る” といった行動も取れません。
一方で、お坊さん派遣業者に委託し、派遣したお坊さんに戒名または法名をお願いする場合には明確に料金が設定されています。
こちらの場合ですと、曖昧な料金設定に困り果てて、相場を調べた挙句、高い料金を支払うといったことになりません。また、事前に掛かる費用が明示されていることから法事および法要の全体の予算を考える上での手助けにもなるでしょう。
❖ 料金体系
戒名や法名をつけるにあたり、それには複数の種類があります。
また、その種類によって金額も異なってきます。多くの方がおつけになる種類ですと、浄土宗の方であれば、「信士」「信女」、浄土真宗の方であれば「釋」「釋尼」が多いです。こちらですと、一番費用が抑えることができます。
相場でいうと、これらにかかる費用は大体2万円前後となっております。
これは派遣僧侶でない場合の費用と比べて格段に安くなっています。
なぜなら、旧来のお寺に委託するスタイルですと、檀家になったりとお寺との関係を維持していく上で費用がかかるからです。
以上、派遣のお坊さんに戒名ならびに法名をつけてもらうことのメリットとその費用相場についてご紹介しました。
菩提寺(昔からお世話になっているお寺)に戒名や法名をつけてもらうようにお願いすると比較的高めの費用がかかります。
また、これに加えてお寺との関係を維持するための費用もかかりますので、何かと費用がかさばります。
一方で、派遣のお坊さんに戒名・法名を決めてもらう際の金額はあらかじめ明確に示されており、法事の予算を概算するのにも便利です。これらのことを踏まえ、お坊さん派遣を考えてみてはいかがでしょうか?
※お坊さん派遣.comですと、『通夜・葬儀プラン』、『一日葬(葬儀のみ)プラン』、『火葬(直葬)プラン』をご依頼された場合は【戒名・法名】の料金はプランの中に含まれており、“不要”です!