僧侶を派遣したいけど、耳慣れない僧侶派遣に、その僧侶の質に対しての不安、または全体でどれくらいの費用がかかるの？といった不安を抱いている方は少なくないでしょう。
そこで今回は僧侶を派遣するにあたって必要な段取りとトータルの大まかな費用についてご紹介します。
❖ 必要な段取り
菩提寺がある場合は、お坊さんを派遣会社に委託する旨をあらかじめ伝えましょう。
菩提寺とは先祖代々お世話になっているお墓などを管理するお寺のことです。
基本的に法事はこの菩提寺のもと行われますので、お坊さんは別の業者に委託する旨をしっかりと伝えることでトラブルを未然に防ぐことができます。
また、菩提寺がない方は、優れたお坊さんを派遣してくれる業者を選びましょう。
その手順として、まずは自分の属している宗派を知る必要があります。
お坊さんも宗派によってそれぞれいます。
よって自分の属している宗派のお坊さんを採用している業者を探す必要があります。
次に、良い業者を選定する方法として、どのように僧侶を採用しているのか確認しましょう。
大きく分けて書類選考と面接の二通りの採用方法があります。
この二つでは、内面までしっかりと審査することができる面接を行っている業者の方が良いでしょう。
❖ 必要な費用
一般的な旧来の法事や法要であれば、僧侶への謝礼金であるお布施の金額は明確に設定されていませんが、派遣の葬儀で読経を依頼するのに必要なお布施の相場は35,000~60,000円程です。
これは業者によって差異が見られます。
ただし、安すぎる業者には注意が必要でしょう。言葉遣いや態度に問題があるとの口コミもよく目にします。
よって、この相場である金額の範囲、もしく少し前後するくらいのお布施の業者がベストでしょう。
またこの目安の金額は葬儀で読経を依頼するケースなので一日葬など違った事柄を依頼される方は、金額もそれに伴い変化します。
以上、僧侶派遣するにあたって、前もってやっておくべきことや、自分に合った業者の選び方などの段取りと、僧侶派遣にあたって必要な費用の目安についてご紹介しました。
まだまだ僧侶派遣は歴史が浅い為、利用したり耳慣れたりしていない方は不安もあるかと思いますが、僧侶派遣の段取りは複雑ではなく、非常にシンプルなものです。
また、費用の面でも、法外に高いわけでは決してありません。
むしろ旧来の明確に設定されていないお布施と比べて、費用を抑えることが可能かもしれません。
今日ご紹介した内容を参考に僧侶派遣を考えてみてはいかがでしょうか？…
