「古くからお付き合いしている菩提寺のお坊さんと上手くいかない。」
そんなお悩みをお持ちの方も多数いらっしゃると思います。
お坊さんも人間ですから、相性が合わないケースがどうしてもでてくる可能性があります。
ですが、今までの長い付き合いや宗教的な意味合いを考慮し、「お坊さんを変える」ことがなかなかできないという方も多いのではないでしょうか。
しかし、ご心配はいりません。
最近では、様々な理由により檀家を離れお坊さんを変える人が増加しています。
今回は、お坊さんを変えるための方法についてご説明したいと思います。
1. 檀家制度とは何か
檀家制度とは、江戸時代に徳川幕府によって制定されたものです。キリスト教が社会に浸透しないように、すべての人が檀家に入ることを目的とした、いわば徳川幕府の制度の一環です。
しかし、時代は代わり、今の日本社会では信教の自由が認められていますし、必ずしも檀家に入る必要はありません。そのため、今までのお寺との関係を解消することも可能なのです。
2. お坊さんを変える方法
お坊さんを変える理由はいくつかあると思いますが、お坊さんには、
・ 遠方に住んでいるため檀家から離れてしまう
・ 仏壇などの継承者がいない
・ お墓の面倒が見られない
・ 寄付金等の納付が困難
といった旨を伝えるのが良いでしょう。
変える手続きの際、離檀料はほとんどの場合不要です。ただ、万が一にも法的効力を持つ檀家契約書の書類があれば、その規約に従う必要があるかもしれません。
3. お坊さんを探す方法
お坊さんを探す方法としては、大きく分けて二つあります。
一つ目は、他の檀家に入ること。実際に菩提寺に足を運んで、信頼できそうなお坊さんを探すという方法があります。
二つめは、お坊さんの派遣サービスを利用することです。法要や葬儀などの際に、お坊さんを現地まで派遣してもらえます。メリットは遠方の菩提寺まで行く必要がなく、料金が明確であるだけではありません。仏壇の回収から処分まで、一式の処理を承ってもらえます。毎回の法要の際に担当を代わってもらうこともできるので、しがらみは少ないです。また、節目節目の 四十九日(満中陰)・初盆・納骨・一周忌・三回忌等のご法要の時だけお気軽に依頼する事が可能です。
ここまで、お坊さんを変える方法についてご説明致しました。故人を弔うのにも様々な方法や目的があります。形式的なことではなく、なぜ法要や葬儀を行うのかという意味を問うてみる必要があるのかもしれませんね。
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