「大事に育てていたペットが死んでしまった。
子どものように可愛がっていたペットだからこそ、人間と同じようにお葬式をして埋葬したい。」と考えている方も多いのではないでしょうか?
実は、ペット葬儀が執り行われるようになった背景には、少子高齢化と核家族化が関係しています。子どもができないかわりに、あるいは一人寂しく生きている時にそばにいてくれる存在としてペットを飼う人が増えています。
そして今では、約2000万匹ものペットが日本社会では飼われており、数多くの葬儀会社がペットの葬儀を請け負っています。
今回の記事では、年々利用件数が高まっているペットの葬儀についてご紹介したいと思います。
1. ペット葬儀の方法
ペット葬儀には、合同火葬や個別火葬等様々な種類があります。合同火葬は、ペットの遺体を保管し、まとめて荼毘(だび)に付し共同墓地に葬るというものです。
一方で、個別火葬では自宅まで移動火葬車が来てペットの動物を引き取ります。
近所への臭いの配慮から、移動中に防臭機能を施した車内で火葬し、その後遺骨を飼い主に引き渡します。これに加え、お坊さんを呼んで読経をお願いする人もいます。49日等の法要なども行われ、人間の葬儀とあまりかわらない形式がとられています。
欧米では、棺にいれてペット霊園に埋葬するという形が取られることもあります。
庭への埋葬は、違法ではありません。ですが、臭いなどを考慮する必要があります。特に大型犬などの埋葬についてはちゃんと考えるべきでしょう。
2. 気をつけたい点
ペット葬儀は, 年々需要が高まっているものの、法整備はなかなか追いついていません。そのため、料金や遺骨の処理に関して、利用者と業者の間でトラブルが数多く起こっています。特に、法外な料金の請求には十分気をつける必要があります。
また、自治体によって火葬した動物をどう扱うかの対応が異なっているので、自分自身で確認する必要があります。
ここまでペット葬儀についてご説明致しました。
家族の一員として生活をともにしてきたペットだからこそ、亡くなった後も家族のように見送ってあげたいですよね。
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