永代供養を依頼する場所とは?注意点も解説

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永代供養は、故人の供養方法として近年注目されています。
しかし、お寺や神社など、さまざまな場所で依頼できるため、どこで依頼するのが良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、永代供養を依頼できる場所、意点などを解説します。
永代供養を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

□永代供養を依頼できる場所

永代供養は、お寺や神社、霊園など、さまざまな場所で依頼できます。
それぞれの特徴や注意点などを理解することで、自分に合った場所を選べるようにします。

1:お寺

お寺では、寺院が所有する霊園や永代供養墓、納骨堂などで永代供養を行っています。
一般的には宗派に関係なく依頼できますが、寺院が所有している霊園や永代供養墓などの場合は、管理しているお寺の宗派に限られることもあります。
また、宗派に関係のない場合でも、執り行ってくれるお寺の宗派による永代供養が行われるため、自分の宗派にこだわりがある場合は、宗派を確認したうえで依頼する必要があります。

2:神社

神社でも永代供養が可能です。
神社では神道の儀式として行われ、「永代祭祀」とも呼ばれます。
永代祭祀が執り行われる神社では、お寺と同じように共同墓を管理し、儀式を行ってくれます。
神社に依頼する永代供養も納骨以降の法要や費用は、お寺に依頼する場合と大きく異なることはありません。
ただし、仏教と神道では儀式の内容や執り行われる日程などが異なるため、仏教から改宗する際は、親族を含めしっかりと話し合っておく必要があります。

3:霊園

霊園は、お寺や神社とは別に、永代供養専用の施設を設けている場合があります。
霊園の場合、宗派に関係なく利用できることが多いですが、事前に確認が必要です。
また、霊園によっては、永代供養だけでなく、通常の墓地も用意しているところもあります。

□永代供養をする際のポイント

永代供養を依頼する際には、費用や安置期限など、注意すべき点がいくつかあります。
これらのポイントを押さえることで、トラブルを回避し、安心して永代供養を任せられるようにします。

1:永代使用料との違いを理解する

永代供養とよく似た「永代使用料」という言葉があります。
永代使用料とは、お墓を建てている土地を子々孫々にわたって使い続けるための料金のことです。
永代供養とは、供養し続けてくれることです。
永代使用との違いを理解しておきましょう。

永代供養の料金の中に永代使用料が含まれていることもありますし、別料金として必要になることもあります。
費用を比較検討するときには、必ず確認しましょう。

2:お布施の準備をする

永代供養料とは別にお布施が必要になることもあります。
お布施が必要になるのは、通常の供養とは別に納骨や年忌法要でお経をあげていただくときです。
納骨時の法要は、永代供養の一部として永代供養料に含まれていることもあります。
永代供養を行ってくれている霊園やお寺の定期法要でお経をあげてもらうときは、永代供養の費用に含まれているため、お布施の準備は不要です。

3:位牌が必要か確認する

仏教では、故人は戒名を寺院から受け、位牌に刻んでおくのが一般的です。
永代供養では、位牌は必須とされていませんが、位牌を預かってくれたり、位牌の永代供養もしてくれたりする寺院もあります。
永代供養を執り行う寺院や霊園によって位牌の取り扱いが異なるため、事前に確認しておきましょう。
戒名を受けられるオプションを用意している永代供養もあります。

4:安置期限を確認する

永代供養を申し込めば、永久に同じ場所に葬っておいてもらえると勘違いしていないでしょうか。
「永代」とは「永久」ではなく、長い年月のことを意味します。
永代供養には、安置期限が設定されている場合もあります。
安置期限が過ぎると、遺骨を別の場所に移動する必要がある場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

□まとめ

永代供養は、故人の供養方法として、さまざまな選択肢があります。
お寺、神社、霊園など、それぞれの場所で特徴や注意点が異なりますので、事前にしっかりと情報収集を行い、自分に合った場所を選びましょう。
また、費用や安置期限など、注意すべき点もいくつかあります。
これらのポイントを押さえ、トラブルを回避し、安心して永代供養を任せられるようにしましょう。

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