永代供養のお墓参りの作法とは?花は必要?注意点も解説!

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永代供養を検討している方の中には、故人の供養をどのように行えば良いのか、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
永代供養は、一般的なお墓参りと少し異なる点があります。
施設の種類によって、お供え物や服装、持ち物などに違いがあるため、事前に確認しておくことが大切です。
この記事では、永代供養のお墓参りの方法や、持ち物、服装など、具体的なマナーについて解説することで、故人を偲ぶ気持ちで安心して参拝できるようサポートします。

□永代供養のお墓参りの方法

1:個別式のお墓参り

個別式は、遺骨を個別に区画された納骨スペースに安置する方式です。
故人の名前が刻印されたプレートや墓石で、誰の遺骨がどこに納められているかがわかるようになっています。

個別式のお墓参りは、一般のお墓と同じような感覚で行うことができます。
お供え物は、運営する施設によってスペースを設けていない場合もあるため、事前に問い合わせしておきましょう。

2:集合式のお墓参り

集合式は、複数の故人の骨壺を1ヶ所にまとめて安置する方式です。
同じスペースに安置するものの、合祀と違って他の人の遺骨とは別々に骨壺を納められるため、個別式のように途中で取り出せます。

集合式のお墓参りでは、共通のスペースに花を供え、大きな香炉に線香をあげるスタイルの施設が多いです。
個別でのお墓参りはできませんが、個別式よりも費用を抑えることができ、管理もまとめて行ってもらえるのがメリットです。

3:納骨式のお墓参り

納骨式は、屋内に設けられた納骨堂に骨壺を安置する方式です。
納骨堂の運営元や規模によって費用が異なり、納骨方法もロッカー式や仏壇式、位牌式などのバリエーションがあります。

お墓参りの方法は、施設によって異なります。
お供え物や花が禁止の施設や、遺骨の安置場所まで立ち入ることができないケースもあります。
予約不要でお参りできる施設が多いですが、夜間などは施錠していて立ち入り不可の時間帯もあるため、お墓参りの方法と受付時間を確認してからお参りしましょう。

4:樹木葬のお墓参り

樹木葬は、シンボルとなる樹木を墓石の代わりとして、その周りに納骨する方式です。
自然に還るというイメージから、近年注目されています。

樹木葬のお墓参りは、自然の中に佇む樹木に手を合わせ、故人を偲びます。
お供え物は、生花や自然素材のものなどが一般的です。
施設によっては、お供え物の持ち込みが禁止されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

□永代供養のお墓参りの注意点

1:お供え物について

永代供養墓では、集合式、個別式に関わらずお供え物を供えられますが、集合式の場合はお供え物を置くスペースが十分にないということから、お供え物を持たずにお参りすることが一般的です。

集合式でお供え物をどうしても置きたい場合は、他の方の迷惑にならないように花などを選ぶと良いでしょう。
生ものは管理者に迷惑がかかるため避けましょう。

2:服装について

永代供養だからといって、お墓参りの服装に特別な決まりはありません。
法要の場合は、一般の法要と同じく喪服を着用します。
普段のお墓参りであれば喪服を着る必要はなく、落ち着いた雰囲気の普段着で良いでしょう。

山の中の樹木葬なら、多少カジュアルになっても、歩きやすさを優先した服装がおすすめです。
納骨堂など屋内の施設にお参りする場合は、脱ぎ履きしやすい靴を選びましょう。

3:持ち物について

永代供養の場合は基本的にお供え物が不要のため、手ぶらで大丈夫です。
花や線香を供えるスペースが用意されている施設なら、持って行ってお供えしても良いでしょう。

また、屋内にお墓参りする場合、素足はマナー違反です。
夏場のサンダル履きの時期などは、靴下やストッキングを持って行きましょう。
樹木葬や屋外のお墓参りでは、虫除けスプレーがあると虫刺され対策になります。

□まとめ

永代供養のお墓参りは、一般的なお墓参りとは少し異なる点があります。
施設の種類によって、お供え物や服装、持ち物などに違いがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

この記事で紹介した内容を参考に、故人を偲ぶ気持ちで安心して参拝できるよう、準備を万端にしておきましょう。

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