永代供養は法事をしなくていい?それとも必要?故人への追善と遺族の心のケア

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永代供養を検討されている方の中には、「永代供養だと法事や年忌法要は不要なのかな」と疑問に思っている方もいるかもしれません。
永代供養は、寺院や霊園が代々お墓の管理や供養を行ってくれるため、遺族は後々の面倒を見る必要がないというメリットがあります。
そのため、従来のように遺族が主体となって法事や年忌法要を行う必要はないと考える方もいるでしょう。

しかし、永代供養であっても、故人への追善供養や遺族の心のケアという観点から、法事や年忌法要を行う意義は依然として存在します。

□永代供養と法事の関係!法要はしなくていい?

永代供養では、寺院が故人の供養を責任を持って行うため、遺族は従来のように頻繁な法事や年忌法要を行う必要はありません。
しかし、故人への追善供養や遺族の心のケアという観点から、法事や年忌法要を行うことは、故人を偲び、遺族が心を落ち着かせる上で非常に有効な手段と言えます。


1:故人の追善供養

法事や年忌法要を行うことで、故人の冥福を祈り、その功徳を故人に届けることができます。
これは、故人を偲び、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、遺族自身の心の安らぎにも繋がります。


2:遺族の心のケア

法事や年忌法要は、遺族が故人を偲び、思い出を語り合う貴重な機会となります。
親族や友人と集まり、故人との思い出を共有することで、悲しみを乗り越え、互いに支え合いながら前向きに進んでいくことができるでしょう。


3:伝統文化の継承

法事や年忌法要は、長い年月をかけて受け継がれてきた日本の伝統文化です。
故人を偲ぶとともに、伝統文化を次世代に繋いでいくことも、大切な意義と言えます。

□永代供養後の法事の作法とやり方

永代供養後に行う法事には、四十九日、初盆、年忌法要などがあります。
これらの法事の作法ややり方は、一般的な墓地での法事とほとんど変わりません。


1:四十九日

故人が亡くなってから七七日目の法要です。
忌明けとなり、親族以外にも友人や知人を招いて行うことが多いです。


2:初盆

四十九日後の最初の盆です。
故人が初めて迎えられる盆ということで、新盆とも呼ばれます。


3:年忌法要

一周忌、三回忌、七回忌など、故人の命日に行う法要です。

永代供養の場合、これらの法事を寺院に依頼することもできますし、遺族自身で行うこともできます。
寺院に依頼する場合は、寺院との契約内容や費用、参列者の招待など、事前に確認しておく必要があります。
遺族自身で行う場合は、参列者の招待や法事後の会食など、準備が必要です。

□まとめ

永代供養では、寺院が供養の責任を担うため、遺族は法事や年忌法要を必ずしも行う必要はありません。
しかし、故人への追善供養や遺族の心のケアという観点から、法事や年忌法要を行う意義は依然として存在します。
永代供養後の法事を行う際には、寺院との契約内容や費用、参列者の招待など、事前にしっかりと確認を行い、故人を偲び、遺族が心を落ち着かせる機会として、法事や年忌法要を大切に執り行ってください。

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