一周忌をしない選択肢もある永代供養についてご紹介します!

一周忌をしない選択肢もある永代供養についてご紹介します!

【永代供養】という言葉はよく聞くものです。
しかし、永代供養が十分に法要を行ってくれないのではないか、永代供養に加えて法要を行わないといけないのかと不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、永代供養で親族が法要を行えるのか、いつ永代供養において法事が行われるかご紹介します。

⑴ 永代供養で一周忌をしないという選択は可能?

永代供養の法要は寺院や霊園が定期的に行ってくれますが、親族や家族が希望すれば、法要を行えます。
一周忌から2年目の命日である三回忌程度の法要を行うことをおすすめします。
永代供養に決めた理由として考えられる費用面や跡継ぎの問題に合わせた法要を行うようにしましょう。

⑵ 永代供養ではいつ法事が行われる?

永代供養の法要は、寺院や霊園が定期的に行ってくれるタイミングがあります。

① 四十九日(満中陰法要)
四十九日とは、亡くなってから49日経った日を指します。
仏教では、亡くなった後7日ごとに魂が極楽浄土にいけるかの裁判を受け、49日に判決が出るため、盛大な法要をして冥福を祈ります。

② お彼岸(彼岸会法要)
お彼岸の法要は、春彼岸と秋彼岸と呼ばれる、春分の日と秋分の日の前後3日を合わせた7日間に行われます。

③ 初盆(初盆・盂蘭盆会法要)
初盆とは、故人が亡くなってから初めてのお盆を指し、初めて戻ってくるため法要を盛大に行います。
僧侶による読経、焼香、会食、お墓参りが行われ、通常は8月の13日〜16日で地域によっては7月にするものです。

④ 年忌法要と回忌法要
法要は、亡くなった日を最初の忌日として数えていきます。
亡くなった時から満1年後の一周忌、満2年後の三回忌にも供養してくれる可能性が高いです。

⑤ 月命日(月忌法要)
亡くなった月を除く、月命日にも法要を行ってくれる場合があります。
月命日は年に11回あるため、安心できます。
しかし、これらの法要のタイミングは、永代供養をしてくれる寺院や霊園によって変化するため、契約先の寺院や霊園に確認してください。

❖ まとめ

今回は、永代供養で親族が法要を行えるのか、永代供養でいつ法事が行われるかご紹介しました。
永代供養でも親族が希望すれば法要を行えますが、寺院や霊園では四十九日や初盆などといったタイミングでは法要を行ってくれます。
そのため、永代供養にした理由や状況などを考えつつ、どのタイミングかつ回数法要をするのか考えておきましょう。

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