実はお墓を持たない家は多くあります。
「親のお墓がないけど、どうしよう」と思われている方も安心してください。
お墓がない時の対処法をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
⑴ お墓がない家は意外とあります
お墓がない家は意外と多くあります。
お墓がないパターンにもいくつか種類があるので、ご紹介します。
① お墓の承継者ではない
実家から独立して家族をつくり、お墓の承継者でない人はお墓を持たないことがあります。
厳密にいうと、実家にはお墓があるが、自分たちが入るお墓ではないということです。
お墓の承継者は一般的に長男や長女にあたります。
しかし、長女がパートナーのところに嫁ぎ、名字が変わった際は下の子どもが承継者となります。
また、長男が実家から独立して家を持って、下の子どもが実家を継いだケースでも家を継いだ人が承継者となるのです。
② 実家のお墓が遠方にある
承継者であったとしても、実家のお墓が遠方にあった場合は、自分たちのお墓として利用できないかもしれません。
配偶者がそのお墓に入るのを拒否した場合もお墓がないことになります。
③ 両親が墓じまいをした
昨今、子どもへの負担を考えて墓じまいをする人が増えてきています。
墓じまいとは、現在のお墓を撤去して霊園の管理者に返還することを指します。
⑵ お墓がない時の対処法とは
続いては、お墓がない時の対処法をご紹介します。
まず第一の対処法として、お墓を購入する方法があります。
お墓を購入するとなると、100万円から300万円ほどかかります。
小さくない金額なので、突然資金を用意できないという場合もあるでしょう。
その場合には、メモリアルローンを組むことができます。
これは、建墓ローンと呼ばれるもので、お墓にかかる費用のために借り入れられるローンです。
保証人を立てることなく借入ができるので、検討されてみても良いでしょう。
しかし、お墓をつくらずに供養することも可能です。
お墓をつくらない場合は、永代供養がおすすめです。
永代供養とは、墓地の管理者が個人の供養を続けてくれるシステムのことを指します。
お墓のお世話をしてなくても、霊園や寺が代わりにやってくれるのです。
❖ まとめ
この記事では、家にお墓がないパターンをご紹介しました。
お墓がなかったら、つくることも可能です。
しかし、費用が高くついてしまうので、永代供養も検討されてみると良いでしょう。
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