「お墓を建てたいと考えているものの、高額なイメージから難しいかもしれない」
このような悩みをお持ちの方も、たくさんいらっしゃるでしょう。
しかし現在では、お金があまりかからない納骨先の選択肢も増えてきています。
今回の記事では、お金のかからないお墓について解説します。
⑴ お墓の費用について
お墓の建立費用は、150万円前後と言われています。
ここでは、その内訳について解説していきます。
① 永代使用料
永代使用料とは、お墓の土地を使用する権利を得るために支払う料金のことです。
立地や区画の広さ、霊園が公営か民営かによって費用がかなり異なります。
目安としては、都心部から離れた場所にある霊園であれば数十万円のところが多く、東京23区内であれば100万円以上といったところでしょう。
② 墓地建設費
墓地建設費では、墓石本体にかかる石材費や石材の加工・彫刻にかかる費用、墓地の整備・工事にかかる費用などが含まれます。
あるアンケート結果に基づくと、お墓の建立費用の平均額は164.6万円ほどになっています。
③ 年間管理費
年間管理費とは、お寺や霊園の管理者に毎年支払う料金のことを指します。
先祖代々受け継いでいく「継承墓」を持つ方は、毎年支払う必要があります。
しかし、継承墓ではなく永代供養墓である場合には、この年間管理費はかからないケースが多いです。
年間管理費の目安は、1万〜10万円だと言われています。
事業主体や管理方法、地域によって費用には大きな差が生じます。
⑵ お金のかからないお墓について
お墓を建てる場合、先ほどご紹介した主に3つの費用がかかります。
ここからは、できるだけ少ない費用で納骨できる「永代供養墓」について解説します。
永代供養墓とは、後継者がいない場合にも申し込みができ、永代にわたって供養されることを前提としたお墓のことを指します。
石塔や仏塔をシンボルとして、地下に納骨スペースがあり、骨壷のまま納骨できるところもあれば、最初から土に還すところもあります。
また、近年では樹木をシンボルとした永代供養墓である「樹木葬墓」も人気がありますね。
永代供養墓は、多くの場合は個人で利用するものではないため、多くの方と共有するお墓であることを理解した上で検討する必要があります。
費用に関しては、条件によっては高額になるケースもありますが、個別の納骨スペースがないタイプの永代供養墓であれば、数万円から高くても数十万年程度が相場だと言えるでしょう。
❖ まとめ
今回は、お金のかからないお墓について解説しました。
お墓にかけるお金があまりないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
お墓や永代供養に関して何か疑問点があれば、お気軽にお問い合わせください。
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