今までとは全く違う?これからのお墓のあり方について解説します!

今までとは全く違う?これからのお墓のあり方について解説します!

「お墓」といえば、先祖代々が眠る寺院に墓石の建ったお墓が一般的でした。

しかし、最近ではその傾向にも変化が見られるようになりました。
今回の記事では、今までと全く違うような、これからのお墓のあり方について解説します。
ぜひお役立てください。

⑴ 昨今のお墓事情について解説します!

10年以上前においては、寺院や公営の霊園内につくるような、従来型の一般墓が主流でした。

しかし、ここ数年では墓石の無い「樹木葬」や「納骨堂」、「永代供養墓」と呼ばれるお墓が増えてきました。
また、海に骨を撒く「海洋散骨」を希望する方もいらっしゃいますね。

そのため、新規にお墓をつくる方の傾向を見ても、一般墓が減少しています。
反対に、樹木葬と納骨堂が大きく増加しており、全国的にみても60%を超えています。
10年ほど前には10%前後であったため、全く状況が違うのがわかりますね。

⑵ オススメの永代供養墓について解説します!

永代供養墓とは、基本的に複数の方の遺骨をまとめて合葬するものです。
そのため、お墓の管理が難しくなった場合でも、お寺がずっと供養してくれるというお墓です。
従来の家族が代々受け継いでいくタイプのお墓とは異なり、継ぐことを前提としないお墓のあり方なのです。

遺骨を納められる場所としては、お墓の他にも「納骨堂」というものがあります。
本来であれば、遺骨を一時的に保管しておくための場所でしたが、最近では永代供養墓のような役割を持つようになってきました。

永代供養墓では骨を出してから埋葬しますが、納骨堂は骨壺に入れた状態で収めます。
「納骨堂」は屋内にあるため老朽化しにくく、利便性が良いことがメリットとして挙げられます。

その他には、お墓に限定しない葬送方法も一般的になりつつあります。
例えば、「散骨」では、遺骨を粉砕して海や山川などへと撒くことを指します。
また、分骨して遺骨の一部を家族が手元に持つ「手元供養」というものもありますね。

このように、最近ではお墓のあり方も多様化しています。
お参りのしやすさを意識し、バリアフリーにこだわった霊園や、その人らしさが感じられる、個性あふれるデザインの墓石も登場してきました。

❖ まとめ

今回は、これからのお墓のあり方について解説しました。
お墓に対する意識も変化しているため、これから様々なタイプのお墓が登場してくるでしょう。
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