「永代供養に興味があるが、やり方が分からない」
「永代供養までの流れを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は、そういった方へ向けて、永代供養のやり方や流れについて解説します。
⑴ 生前予約をする場合の永代供養までの流れとは?
昨今ではお墓に対する考え方は多様化しています。
自分や家族のお墓を生前から検討することは珍しくありません。
永代供養においても、生前からお墓を予約しておけます。
ここでは、生前予約をする場合の永代供養までの流れをご紹介します。
① 【資料請求】
永代供養で生前予約を行う場合は、まず初めに資料請求をしましょう。
資料をしっかりと読み込み、注意すべき点などを把握しておくことが重要です。
②【現地見学】
資料を確認したら、次に現地見学を行いましょう。
資料をしっかりと確認することは重要ですが、現地で実物を見ることも同じく重要です。
「思っていたのと違った」とならないよう、周辺もよく見ておきましょう。
③【購入手続】
次に、購入手続きの確認をします。
必要な手続きや費用、供養方法や利用条件などをもれなく確認し、あとからトラブルが発生しないようにしましょう。
④【契約】
手続きなどを確認したら、契約・購入に移ります。
契約の際には、戸籍謄本や印鑑証明書、身分証明書といった書類が必要になります。
事前に必要な書類が分かっている場合は、あらかじめ用意しておくと良いでしょう。
契約・購入が済んだら、納骨を行います。
⑵ 既にお墓を持っている場合の永代供養までの流れとは?
既にお墓を持っている場合、永代供養を利用するにあたって、『墓じまい』をする必要があります。
墓じまいとは、もとあるお墓から遺骨を取り出して墓石を撤去することです。
お墓を引っ越すにはこの墓じまいが必要ですので、墓じまいの方法についてはよく確認しておきましょう。
墓じまいを行うには、墓地住所の自治体から「改葬許可申請書」をもらう必要があります。
他にも、お墓を管理する寺院や霊園から署名・捺印をもらったり、新たに永代供養をお願いする寺院・霊園から納骨許可書をもらったりと、多くの手続きが必要になります。
既にお墓を持っていて永代供養をお願いしたいのであれば、必要な手続きについて事前に調べておくとスムーズに進められるでしょう。
❖ まとめ
今回は、生前予約をする場合と既にお墓を持っている場合の永代供養のやり方について解説しました。
それぞの条件で必要な手続きが異なるため、自分がどの条件に当てはまるかを確認し、適切な方法をとりましょう。