【永代供養】と【永代使用】の違いは何? 納骨や供養に関する2つの言葉について解説します!

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近年、供養の方法は多様なものになってきています。
供養について調べていると、「永代供養」「永代使用」という言葉を目にした方もいるのではないでしょうか。
この2つの言葉は似ていますが、意味は大きな違いがあります。
この記事では、永代供養と永代使用の違いについて解説します。

 

⑴ 永代供養とは

永代供養とは、親族に代わって寺院や霊園がお墓の管理や供養をしてくれるものです。
永代供養では自分がお墓に足を運ぶ必要がないため、供養やお墓参りが難しい事情をお持ちの方にはありがたいサービスでしょう。

永代供養にはいくつかのタイプがあり、納骨の方法や費用が異なります。
他の方の遺骨とまとめて納骨される合祀と呼ばれるタイプでは、墓石を共有するため費用は安くなります。

まとめて埋葬することに抵抗のある方は、個別に墓石を建てるタイプを選びましょう。
合祀型と比べて費用は高くなりますが、一般的なお墓と変わらない感覚で永代供養ができます。

 

*永代供養料の相場は?

上述したように永代供養にはいくつかのタイプがあり、そのタイプによって費用が大きく異なります。
まず、最も費用を抑えられる合祀墓とよばれる他の人と共同で1つのお墓を利用するタイプだと、費用は10万円ほどが相場です。
通常のお墓を立てるのと比べても圧倒的に安く済むため、ご遺骨が他の方と一緒になってしまうことに抵抗がなく、親族の理解が得られた場合には最適でしょう。

次に、個別にお墓を設けるタイプだと、費用は公営の場合20万円ほど、民営の場合は50から100万円ほど、寺院納骨堂の場合は30から80万円ほどが相場です。
合祀墓とは異なり個別に埋葬できることがメリットですが、個別型の多くは33回忌などの期間が過ぎると合祀されることがほとんどですので、管理元に確認しておきましょう。

 

⑵ 永代使用とは

永代使用とは、お墓を建てる土地を購入して永代にわたり使用することです。
実際に土地の所有権を得る訳ではありませんが、墓地の所有者に永代使用料を支払って使用する権利を得られます。

永代供養とは違って永代使用で契約されるのは土地のみで、墓の管理をしてくれる契約ではありません。
そのため、お墓の管理や供養は自分たちで行う必要があります。

永代使用で得られる権利は墓地として土地を使う権利なので、それ以外の目的では使用できません。
転貸や転売は商売を目的としているため禁止されていますが、子どもに承継できます。

お墓は祭祀財産なので、権利を受け継ぐ時には相続税や使用料は必要ありません。
そのため、一度契約した土地やお墓は家族代々で守り続けられます。

 

*永代使用料の相場は?

永代使用料は土地の金額に関係するため、地域によって大きく相場が異なります。
郊外の墓地は数十万円が相場ですが、都心では小さい区画でも100万円を超えます。

土地の所有者によっても値段が異なり、寺院や民営がもつ墓地より公営墓地の方が安い場合が多いです。
しかし、東京都立青山霊園では400万円を超えているため、その地域の土地の相場が大きく影響していると言えるでしょう。

永代使用料は土地だけの料金なので、永代使用料に加えて墓石代も払う必要があります。
墓石を建てるのに必要な費用の全国平均額は160万円程度なので、個人のお墓を建てる時は初期費用を多めに用意しておきましょう。

 

⑶ 近年増加の傾向がある永代供養

 

ここまで永代供養と永代使用の違いについてご説明してきました。
永代供養は従来ではあまり選ばれなかったのですが、近年では供養の一つとして選ぶ人が増加している傾向にあります。

その理由は、
「少子化問題からお墓を建てたとしても後継ぎがいないという人が増えた」
「昔とは異なってどの宗派の人でも様々な選択肢の中からお墓を選べるようになった」
ということがあげられます。
また、永代供養は生前に申し込みできるので、亡くなった後に自分の子供に迷惑をかけたくないと考え、事前申し込みをされる方もいます。

もちろん、通常のお墓と比べて安価であるということが要因でもありますが、このような社会の変化も大きな要因でしょう。
死生観が多様化して、個別にお墓を持たなくてもよいと考える人が増えているとも言えます。

お墓は家族のものであると同時に、誰もがお参りするための場所でもあります。
永代供養を考えている方は、後のトラブルへと発展しないように、親戚の人たちとしっかり相談して納得してもらいましょう。
その上で、親族が納得する形でなら永代供養を一つの選択肢として頭に入れてみても良いのではないでしょうか。

 

⑷ 永代供養ではないお墓で、後継者がいない場合はどうなるの?

 

後継者がいなくなってしまうと、そのお墓は無縁墓となります。

無縁墓であるかどうかの基準は、管理費の支払いの有無です。
一般的には、寺院や霊園から権利者に管理費の支払いを要求することが一般的と言えるでしょう。
しかし、一定の期間を過ぎても権利者が名乗り出ない場合は、寺院や霊園によってお墓の撤去が可能になります。

その後、遺骨は合祀墓へ納骨されます。
そんな状況を回避する意味でも、永代供養は有効です。

 

❖ まとめ

永代供養と永代使用の違いについて、ご理解いただけましたでしょうか。
個人のお墓に納骨するという考え方も変化しており、永代供養を選ぶ方も増えてきています。
自宅にお骨を置いている方や無縁墓にならない納骨手段を探している方は、ぜひ弊社にご相談ください。

※ 弊社【お坊さん派遣.com】では、納骨堂を京都市東山区に所有しています。

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費用は納骨の年数によって様々ですが、関西地区最安値 です!

※通常、【永代供養】=『合祀』(最初から他人の遺骨と一緒に納骨)が大半ですが、

 弊社では依頼者様からの強いご要望にお応えし、

 『合祀』ではなく、『個別安置』に特化 致しております。

いくつかのプランがありますので、ご予算に合ったものをご選択可能です。

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