「親族が亡くなったのだが、葬式に関する知識がなくて困っている。」
「葬式に必要な持ち物ってどんなものがあるの?」
そんなお悩みや疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
葬式はあまり経験するものではなく、いざ参列することになってもどのように準備したらいいのか分からないですよね。
特に、葬式に必要な持ち物が分からずに困っている方は多いです。
そこで今回は、葬式に必要な持ち物について紹介します!
❖ 葬式に必要な持ち物
* 香典
香典は現金を不祝儀用の水引を結んだ復路に包んだものです。
弔問の際に個人の遺族に渡すもので、相互扶助の意味合いを持っています。
遺族に現金を渡すことで、葬儀や火葬などの突然の出費に対応しやすくなるからです。
昔は故人に線香や香木などを香典としてお供えしていましたが、時代が変わるにつれて現金に置きかわりました。
また、香典に包む金額は故人との関係性によって変わります。
そのため、事前に調べておくようにしましょう。
* 袱紗 (ふくさ)
袱紗は、金封を包んで持ち運ぶために使うものです。
一見必要ないと感じるかもしれませんが、金封をむき出しで持って行くのはマナー違反です。
しかし、袱紗を持っている方は少ないかもしれません。
その場合は、布を代用して包むようにしましょう。
* 数珠
知っている方も多いかもしれませんが、数珠は読経や念仏を唱える際に使う仏具です。
持ち主と御仏を結ぶための道具とされており、持ち主の分身でもあります。
そのため、他人から借りることはあまりおすすめできません。
* 手袋
マニキュアやネイルをして葬式に参加するのは、あまり良くないですよね。
そんな方が使用しているのが手袋です。
色は基本的に黒色で、布地やナイロン製であることが多いです。
* ハンカチ
ハンカチはエチケットとして持っておくことをおすすめします。
お手洗いや焼香の粉を拭き取る際に必要になります。
そのため、服のポケットに入れて準備しておくようにしましょう。
* バッグ
バッグには、先ほどまで紹介した持ち物を入れます。
そのため、ある程度の大きさのものが必要です。
また、派手すぎるバッグは葬式にはふさわしくないため、黒色のものにすることをおすすめします。
❖ まとめ
今回は、葬式に必要な持ち物について紹介しました。
このように葬式に必要な持ち物は意外と多いです。
もしこれから葬儀や通夜を執り行われるようでしたら、今回の記事を参考にして、参列の準備をしてみてください。
また、葬式や通夜に関して分からないことがありましたら、ぜひ一度、気軽にご相談ください。
法務経験が豊富な僧侶が、皆様のお問い合わせをお待ちしております。