「通夜や葬儀に参加した経験が少ないため、知識がなくて困っている」
「通夜や葬儀で渡す香典の相場は決まっているの?」
そんなお悩みや疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
通夜や葬儀はあまり経験するものではなく、参列する際にどのような点に注意したらいいのか分からないですよね。
特に、香典にどの程度の金額を包めばいいのか分からずに困っている方は多いです。
そこで今回は、通夜や葬儀における香典の金額の相場について紹介します!
❖ 香典とは
香典とは、水引を結んだ不祝儀袋に現金を包んだものを指します。
昔は線香や抹香を備えていましたが、時代が変わるにつれて、現金に置きかわりました。
現金を渡すことで、葬儀や火葬などの高額な出費の援助が可能になります。
そのため、相互援助の意味合いも兼ね備えています。
❖ 香典の金額の相場
* 親 への香典
親への香典は、5万円から10万円が相場です。
そもそも香典を渡すことで悩む方もいますが、すでに結婚して世帯を持っている場合は渡すことが一般的です。
しかし、葬儀の費用を負担する場合は渡す必要はありません。
* 祖父母 への香典
祖父母への香典は、1万円から3万円が相場です。
同居していても、基本的には渡すようにしましょう。
また、独立している場合は孫夫婦からの連名として渡すことも可能です。
* 兄弟や姉妹 への香典
兄弟や姉妹への香典は、3万円から5万円が相場です。
しかし、他の兄弟や姉妹がいる場合は、相談した上で金額を揃えるようにしましょう。
* 配偶者の親族 への香典
配偶者の親族への香典は、自分の親族の香典と変わらない金額を渡すことが一般的です。
そのため、自分の親族に渡す香典の金額の相場を確認するようにしましょう。
* 近くない親戚 への香典
親戚には、従兄弟をはじめとする近くない親戚が意外と多いですよね?
そのような親戚への香典は、5千円から1万円が相場です。
しかし、生前の間柄を考慮して金額を決めることが必要です。
❖ まとめ
今回は、通夜や葬儀における香典の金額の相場について紹介しました。
このように、香典の金額の相場は故人との関係性によって、ある程度決まっています。
もしこれから通夜や葬儀をされるようでしたら、今回の記事を参考にして、香典の準備をしてみてください。
また、通夜や葬式に関して分からないことがありましたら、ぜひ一度、気軽にご相談ください。
法務経験が豊富な僧侶が、皆様のお問い合わせをお待ちしております。