「今度、葬儀と通夜で挨拶をする予定があるけれど、何か違いはあるのかな?」
このように、葬儀と通夜で挨拶をする際に違いについて知りたい方はたくさんいらっしゃると思います。
喪主の経験がない方は、挨拶の違いについて知っておきたいですよね。
そこで今回は「葬儀と通夜での挨拶の違い」をご紹介します。
❖ 葬儀と通夜での挨拶について
通夜を行なった後に挨拶を行う方が多いです。
葬儀と通夜では、喪主は弔問客に向けて挨拶を行うという点ではどちらも同じです。
前者は、通夜振る舞いに先立って行う場合と、お開きの際に行う場合があります。
どちらの挨拶も基本的には同じだと認識しておきましょう。
どちらにも出席する方が飽きないようにするために、エピソードに変化があったほうがより良くなるかもしれません。
❖ 葬儀と通夜での挨拶の違いとは?
葬儀と通夜の挨拶は基本的に同じですが、違いはあるのでしょうか?
それぞれ順番に、例を出して違いを述べていきます。
*葬儀での挨拶
はじめに自己紹介をしましょう。
昔からの長い付き合いの方をはじめ、喪主という認識がない方もいるかもしれません。
次に、弔問客に対してお礼を述べ、故人のエピソードを話します。
さらに、「本日はお忙しいところを亡き母の通夜にご参列していただきまして、誠にありがとうございました。」と、お礼の言葉を述べましょう。
通夜振る舞いの案内をした後に、葬儀告別式の案内をして、挨拶をします。
「本日は誠にありがとうございました。」と締めましょう。
*通夜での挨拶
先ほどと同様に、自己紹介から始め、弔問客へのお礼を述べます。
そして、年齢と亡くなった日を報告しましょう。
差し支えがなければ、死因も簡潔に報告してもいいかもしれません。
次に、生前の厚誼(こうぎ)へのお礼を述べ、今後の指導のお願いをします。
例えば、
「今後とも母の生前同様に、変わらぬご厚誼(こうぎ)を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。」
という挨拶をすると良いでしょう。
最後に結びのお礼の言葉で締めましょう。
❖ まとめ
今回は、葬儀と通夜での挨拶の違いをご紹介しました。
いずれの挨拶にしても基本的に同じであるという認識をしましょう。
悲しみのあまり言葉にならないことがあっても、落ち着いて挨拶をする必要があります。
この記事を参考に、挨拶を行ってみてはいかがでしょうか?
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