「急に通夜や葬儀に参列することになってしまった」
「香典の渡し方のマナーを詳しく知りたい」
通夜や葬儀に参列することが決まったら、多くの準備が必要ですよね。
その中でも、香典の渡し方については分からないことや不安に思うことが多いのではないでしょうか?
そこで今回は、法事の専門家が『香典の渡し方』について詳しく解説します。
❶ 通夜、葬儀では香典をいつ渡す?
渡し方をチェックする前に、渡すタイミングについて押さえておきましょう。
本来通夜は、家族や親戚、友人などが故人を偲ぶ場であったため、それ以外の参列者は翌日の葬儀に参列し、その時に香典を渡すのが一般的でした。
今もその習慣が残る地域もありますが、都心部では通夜の目的が変わってきており、香典を渡すタイミングも変化しています。
*通夜に参列する場合
都心部では日中の葬儀への参列が難しい人のために、通夜が開かれる場合があります。
その場合は、通夜に香典を渡しましょう。
また通夜と葬儀ともに参列する場合でも、訪問した時、つまり通夜に渡すようにしましょう。
*葬儀のみの参列の場合
葬儀だけに参列する場合は、訪問した際に香典を渡せば大丈夫です。
❷ 渡し方はどうすればいい?
香典渡しはマナーが問われる部分ですよね。
一つ一つ丁寧に解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
*香典をふくさに包む
まずは用意した香典を、ふくさに包みましょう。
*受付で一言と、一礼
受付に到着したら、お悔やみの言葉を述べ、一礼します。
「この度は、ご愁傷様です」などの言葉を添えましょう。
*香典を渡す
香典を取り出し、ふくさの上に、相手が文字を読めるようにのせます。
その後、ふくさを持って両手で差し出しましょう。
差し出すときに、「ご霊前にお供えください」と加えると、さらに良いです。
❸ 注意して! やってはいけないマナー違反
先ほど紹介した3点を漏れなく行えば、香典渡しは完璧です。
しかし、うっかりやってしまいがちなマナー違反があります。
そこで、マナー違反についてもチェックしておきましょう。
*笑顔や大きな声は良くない
故人を偲ぶ場ですので、笑顔や大きな声を出すなどは控えるようにしましょう。
*忌み言葉
重ね重ね、たびたび、また、四、九は「忌み言葉」として、使うことがタブーとされています。
うっかり使ってしまうことの無いように気を付けましょう。
❖ まとめ
今回は、香典の渡し方について解説しました。
正しい渡し方や注意すべき点について、ご理解いただけたかと思います。
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