「お葬式に出るときに身につけてもいいアクセサリーってなんだろう」
「和装ではアクセサリーはつけない印象があるけど、結婚指輪はつけてもいいのだろうか」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?
お通夜や葬儀は故人を偲び、礼儀や行儀作法を重んじる場なので、失礼のない装いを理解しておきたいですよね。
そこで今回は、葬儀の場におけるアクセサリーのマナーを解説します。
❖ 葬儀で身につけるアクセサリーについて
華美なアクセサリーを身につけてはいけませんが、真珠は一般的に葬儀に参列する際のアクセサリーとして、マナー違反にならないとされています。
とはいえ、これは洋装時のマナーであり、和装時のマナーとは異なります。
ここでは、洋装時と和装時に分けてそれぞれのマナーをご説明します。
❶ 洋装の場合
真珠は別名「月の涙」や「涙の象徴」と呼ばれ、輝きが控えめなのでお葬式でも身につけることを許されています。
*首飾り
葬儀の場では一連のネックレスをつけましょう。
二連のものは「不幸が重なる」ことを連想させてしまうからです。
真珠の大きさは派手にもカジュアルにもなり過ぎない7~8ミリのものが理想的です。
欠けているところのない丸いもので、色は白か黒かグレーを選びましょう。
*耳飾り
イヤリングやピアスは必ずしも身につける必要はありません。
アクセサリーは派手になり過ぎないように、「ネックレスとイヤリング」「結婚指輪とイヤリング」など2種類までとします。
もし、耳飾りを身につけるのであれば、揺れずに固定しているデザインで、金具は目立ちにくいシルバーのものがよいでしょう。
*指輪
結婚指輪ならば、お葬式でもつけてよいとされています。
ただし、結婚指輪でもゴールドやダイヤを使っているような派手なものは控えましょう。
真珠や黒真珠、シルバーやプラチナで光沢があまりないものであれば、つけても大丈夫です。
❷ 和装の場合
和装時は原則としてアクセサリーを身につけません。
身につけてもよいとされているのは、結婚指輪のみです。
また髪型についても、基本的に長い髪の方は低い位置でまとめるのがよいです。
❖ まとめ
今回は、葬儀の場におけるアクセサリーのマナーについて解説しました。
お葬式では、着飾ることよりも故人とのお別れを想う気持ちを第一に考えてアクセサリーを身につけることが大切です。
また、弊社では僧侶の手配をメインとして、お葬式や法事、納骨に至るまで様々なご相談に対応いたします。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽にご連絡ください。