「お葬式の受付を頼まれたけど、何をすればいいの?」
「通夜で受付を務める際のマナーを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
葬儀や通夜の受付を経験することはあまりないので、頼まれたときに不安になるのは当然のことです。
そこで今回は、葬儀や通夜の受付の流れについて解説します。
❖ 受付係とは
受付係は弔問者や参列者を式場でお迎えする係です。
主な仕事は以下の通りです。
・香典を受け取る
・芳名帳の記入をお願いする
・返礼を渡す
・お供え物や弔電を受け取る
・香典を管理する
受付係を頼まれた際には、ご遺族の代理人として失礼のない対応を心がけましょう。
❖ 受付時の服装
受付をする際の服装は、お葬式に参加するときと同じ服装で大丈夫です。
男性は黒いスーツ、女性は黒いスーツまたはワンピースを着用し、光沢のあるネクタイや靴、華美なアクセサリーは控えましょう。
❖ 受付が始まる前に
*会場に到着したら行うこと
開始1時間前には必ず会場へ着くようにします。
到着したら、まず喪主をはじめとするご遺族の方に挨拶をし、祭壇へ一礼します。
次に、お葬式の流れと式場内のレイアウトを確認しましょう。
化粧室や喫煙所は参列者からの質問が多いので、頭に入れておくとよいでしょう。
*受付の準備
芳名帳用のペンや、香典受け、返礼品の確認を行います。
返礼品の受け渡し方法や、受付をする際の役割分担を事前に決めておき、スムーズに誘導できるようにしましょう。
❖ 受付の流れ
❶ 香典の受け取り
弔問客が差し出した香典は、必ず両手で受け取り一礼し、「お預かりいたします」と言います。
弔問客がお悔やみの言葉を述べたときには、「本日はお忙しい中お越しいただきありがとうございます」とご遺族側の一員としてお迎えしましょう。
❷ 芳名帳の記入
香典を受け取ったら、弔問客に芳名帳の記入をお願いします。
「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所をご記入ください」と声を掛けます。
❸ 返礼品のお渡し
芳名帳への記帳後、「こちらをお持ちください」と述べ返礼品を渡します。
❹ お供え物や弔電を受け取る
弔問者がお供え物や弔電をお持ちであれば、お礼を言って受け取り記帳します。
その後、お供え物は会場係に、弔電は司会者や進行係に渡します。
❖ まとめ
今回は、葬儀や通夜の受付の流れについて解説しました。
故人を偲ぶ大切な儀式の受付は、流れをしっかり理解したうえで失礼のないようマナーに気をつけて臨みましょう。
また、弊社では僧侶の手配をメインとして、お葬式や法事、納骨に至るまで様々なご相談に対応いたします。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽にご連絡ください。