「お通夜や葬儀に参列するときに気をつけるべきことを知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
お通夜や葬儀を経験することは少ないので、わからないことが多く、不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、『お通夜や葬儀において知っておくべきマナーを4つ』 をご紹介いたします。
❶ 服装
お通夜も葬儀も喪服を着用しましょう。
かつて、喪服を着用してお通夜に向かうのは、死を準備していたようで失礼にあたるという考えがありました。
しかし現在は、お通夜のみに参列する人が増え、お通夜が故人とのお別れの場になることが多いので、喪服を着用することが一般的となっています。
服装で気をつけることは以下の通りです。
・華美なものや光沢のあるものを身につけない
・殺生を連想させる毛皮のマフラーやコートを身につけない
・肌の露出をしない
・アクセサリーは結婚指輪や真珠のものだけにする
❷ 香典
*持参するタイミング
香典はお通夜と葬儀のどちらに持参しても構いません。
訃報を受けてからお通夜までが間もない場合は、不幸を予期していたような印象を与えるので、葬儀のときに渡すのがよいでしょう。
*袱紗(ふくさ)に包む
受付で「心からお悔やみ申し上げます」と述べてから、香典を渡します。
※「ご冥福をお祈りいたします」はNG!です。
香典は袱紗に包んで持参するのが正式ですが、袱紗がない場合は白いハンカチに包んでおきましょう。
❸ 焼香
*焼香を行う順番
焼香の順番は、故人との関係性が深い方からとなっています。
そのため、喪主が最初に行い、その後遺族の方々、最後に参列者が行います。
*焼香の手順
まず、右手の3本の指で抹香をつまみます。
続いて少し首を下げるようにしながら、つまんだ焼香を額の高さまで持っていき、拝みます。
宗教や宗派によって異なりますが、これを1~3回繰り返します。
※浄土真宗では、お香は額の高さまでおしいただかず、お香をつまみ、そのまま香炉へ運ぶことが正式なお焼香の作法です。
☞この正式なお焼香が出来ている方は相当な “鼻高さん” です。
❹ 時間
突然の訃報を受けて、仕事や用事でお通夜に遅れてしまうこともあります。
30分程度の遅れなら焼香に間に合うので、受付の人に案内してもらいましょう。
遅れても駆けつけるのがマナーです。
葬儀・告別式は遅刻厳禁なので、可能な限り開始20分前には到着しましょう。
※会場へ早く到着し過ぎるのも NG!です。
❖ まとめ
今回は、お通夜や葬儀において知っておくべきマナーをご紹介しました。
この記事を参考に、お通夜や葬儀の礼儀作法について理解を深め、故人への哀悼や遺族へのお悔やみをしっかりと伝えましょう。
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