「お通夜とお葬式はどう違うの?」
「お通夜やお葬式を行うタイミングがわからない」
「お通夜、お葬式の際のマナーはどうすればいいの?」
皆さんの中には、このように思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
お通夜やお葬式は故人だけではなく、参加する人にとっても大事な場所です。
そのような場所では、悲しみが大きい中でもきちんとした対応をしたいですよね。
今回はそんな、通夜とお葬式の違いと、その流れついて紹介します。
❶ 葬儀の全体的な流れ
葬儀の際には様々な対応に追われ、連絡や対処に不備が生じることも多いです。
葬儀をスムーズに行うためにも、葬儀全体の流れを知っておく必要があります。
全体の流れとしては、まずお亡くなりになられた方の遺体をご自宅に迎えます。
次に納棺し、通夜を行い、通夜の後に告別式と火葬を行います。
❷ お通夜
お通夜は、主に会社関係や近所の方がお別れする儀式です。
一般的に18時頃から開始される半通夜のことを指します。
通夜の時間はおよそ1時間で、その後に通夜振る舞いのある際は全体で2、3時間になります。
親族は通夜の2時間前に会場に到着し、受付の準備をします。
この時、供花(くげ)や供物に送り主の名札をつけ、故人と関係の深い順に配列すると良いでしょう。
また、弔問客(ちょうもんきゃく)に渡す礼状や返礼品の確認も行います。
開式後は、僧侶にお経を読んでもらい、喪主、親族、一般参列者の順に焼香を行います。
最後に喪主が挨拶をし、閉式となります。
通夜振る舞いのある際は、故人と関係が深かった方に参加をお願いしましょう。
遺族は参加者に随時挨拶をしていき、1、2時間ほどで順次散会していくことで通夜振る舞いは終了します。
❸ お葬式
お葬式は家族や親族が故人をしのぶ儀式です。
開式後は僧侶による読経ののち、弔辞が読まれます。
その後、焼香を行い、故人の棺に花や思い出の品を手向け、最後のお別れをします。
最後に喪主が挨拶をして閉式するという流れです。
閉式後は近親者の手で出棺し、霊柩車に棺をのせ火葬場へと向かいます。
火葬後の骨上げの際には、2人1組で足から順に箸で骨を広い、骨壷に納めていきます。
火葬後は精進落としといって、僧侶やお世話になった方を招いて会食をします。
精進落としが終わると、お葬式は終了です。
❖ まとめ
今回は、通夜とお葬式の違いと、その流れについてご紹介しました。
ご葬儀は故人とその家族だけではなく、参加する方にとっても大事な行事です。
また、葬儀には様々な流れがあり、細かい段取りがあります。
ご葬儀について考えている方はこれを機に、一度弊社【お坊さん派遣.com】にご相談くださいませ。
お葬式や法事、納骨に至るまで経験豊富な僧侶が対応いたします。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。