「葬儀に参加することになったけれど、何を着ていけばいいんだろう」
「服装のマナーには、どんなものがあるのかな」
こういった悩みをお持ちの方は、いらっしゃいませんか?
急に葬儀に出ることになった場合、予期していないだけに焦ってしまいますよね。
葬儀には様々なマナーが存在しますが、服装も例外ではありません。
そこで今回は、葬儀での服装のマナーについて、ご紹介します。
❖ 喪服について
葬儀に参列する場合、一般的に全員が喪服を着用します。
ここで注意したいのは、ビジネススーツはなるべく避けたほうが良いという点です。
喪服と一見同じように見えるビジネススーツですが、喪服の生地の方が、より黒く見えるように作られています。
無地のビジネススーツは、パッと見ただけでは違いは分かりにくいですが、喪服と比べるとその違いは歴然なのです。
そのため、一着はきちんとした喪服を用意するようにしましょう。
また、喪服は礼服のうちの一つのため格式があり、着る人の立場や弔事の場面よって着用すべきものは異なります。
遺族の方よりも格式の高い喪服を着ることは避けましょう。
自分が遺族でない場合は、和装は避けるのがベターです。
❖男性の場合
男性は、黒のスーツに白のワイシャツ、黒のネクタイが基本となります。
また、靴下や靴なども黒のものを選ぶようにしましょう。
また、ネクタイピンは着用しない方がほとんどです。
❖女性の場合
黒もしくは濃紺のスーツ、またはワンピースの着用がおすすめです。
この際に履くストッキングや靴も、黒色にしましょう。
また、靴のヒールの高さは3~5センチといった低めのヒールが一般的です。
一般的に、結婚指輪以外のアクセサリー類は外すことをおすすめしますが、パールは「涙の象徴」とされているため、つけてもよいとされています。
ただし、不幸が重ならないように一連のネックレスを選ぶようにしましょう。
❖子供の場合
一般的には、制服を着用します。
制服がない場合であれば、黒や紺といった控えめの色の服を着用するようにしましょう。
赤ちゃんであっても、できるだけ飾りのない控えめのものを選ぶ方がおすすめです。
❖まとめ
今回は、葬儀での服装のマナーについて、ご紹介しました。
葬儀などは礼儀やマナーが多く、不安になることも多いですよね。
しかし、事前にきちんと知っておけば安心して故人をしのぶことができます。
ぜひ今回の記事を参考に、服装におけるマナーを事前に押さえておきましょう。
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