ご存知ですか? 浄土真宗における納骨の時期について

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「浄土真宗の場合、納骨の時期っていつ頃が良いのかな?」
こういった疑問をお持ちの方は、いらっしゃいませんか?
浄土真宗といえば、鎌倉時代に親鸞聖人によって開かれた仏教の宗派であり、全国各地に多くの門信徒を抱えています。
実は、浄土真宗における納骨のやり方は、他の宗派とは多少の違いがあります。
そこで今回は、浄土真宗における納骨の時期について、ご紹介します。

 

火葬後の流れ

納骨の時期をご紹介するにあたり、まずは浄土真宗における火葬後の流れについてご説明いたします。

 

*火葬後の儀式について

一般的に、火葬した後には遺骨を一つの壺に納めます。
しかし、浄土真宗の場合は壺が二つあり、そのどちらにも遺骨を納めます。
まず、小さな壺の方に「のどぼとけ」を納めます。
仏教においてのどぼとけは大切に扱われており、特に浄土真宗では非常に大切に扱われています。
また、のどぼとけを納めた壺は、京都市の西本願寺(大谷本廟)もしくは東本願寺(大谷祖廟)に納められます。
ここには、親鸞聖人様のご遺骨が安置されており、そのおそばに故人様のご遺骨を安置して欲しいといったご遺族の願いもあり、全国から納骨・分骨される方が多数いらっしゃいます。
二つ目の壺に納めた遺骨は、納骨式の後にお墓に納められます。

 

*納骨式

浄土真宗の納骨式は、四十九日(満中陰)の法要が終わった後に行われます。
一般的に納骨式は四十九日の法要後に行われることが多いですが、必ず守る必要はありません。
早い方であれば、葬儀を行ったその日に初七日の法要を同日に行う方もいらっしゃいます。
その後、あらかじめ用意していたお墓に納骨します。
また、家庭や地域によって

 ① 一周忌法要後に納骨

 ② 初盆法要後に納骨

 ③ 百ケ日法要後に納骨

など、様々です。

納骨式の流れとして、まず事前にお墓の周辺を掃除して綺麗にしておきます。
この際に、お花やお菓子など、故人にむけてお供え物を準備しましょう。
お墓に白い布を巻き、お坊さんによって読経が行われます。
読経中に参列者が焼香し、納骨します。

 

まとめ

今回は、浄土真宗における納骨の時期について、ご紹介しました。
故人が浄土真宗であった場合、それにしたがって供養してあげることが一番ですよね。
突然のことで慌てないように、事前に知識として知っておくことをおすすめします。

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