「永代供養について、よく知らないな」
「墓じまいとの違いって何だろう？」
こういった疑問をお持ちの方は、いらっしゃいませんか？
時代の流れとともに、永代供養は近年増加傾向にあります。
しかし、実は永代供養について、あまりご存知でない方も多くいらっしゃいます。
そこで今回はそういった方に向けて、永代供養とは何か、そして墓じまいとの違いについてご説明します。
❖永代供養とは
「永代供養」とは、寺院の責任の下で、永代にわたって供養・管理を行っていく事を指します。
維持管理費が少額、残された子孫に引き継がなくていいといった特徴があります。
「お墓について、将来子どもに負担を掛けたくない」
「菩提寺が遠く離れている」
こういった悩みを永代供養であれば解決できます。
そのため、近年では需要が高まっているのです。
では、墓じまいとはどういった違いがあるのでしょうか？
❖墓じまいとは
墓じまいは、近年急増しています。
昔であれば、子孫が墓を守っていくことが普通でした。
しかし、近年では子どもがいなかったり、遠くに住んでいるために墓参りができなかったりと、墓が長年放置される「無縁仏」が増えています。
それを防ぐために「墓じまい」を選択する家庭が増えているのです。
実は、遺骨は墓地埋葬法によって、その扱いに対する手続きが定められています。
つまり、役所や墓地の管理者による許可なくしては他の場所に移すことはできません。
また、お墓の土地を借りていた場合、墓石の撤去を行い、元通りの状態にして返還する必要があるため、それらによって様々な費用が発生する特徴があります。
❖永代供養と墓じまいの違いとは？
永代供養は、管理を寺院や霊園にお任せすることになるため、基本的には供養の形式を選ぶことはできません。
しかし、無縁仏になる可能性がなくなることは大きなメリットと言えます。
一方で墓じまいは、墓石の撤去後に改装することもできます。
そのため、遺族の方が住んでいる場所の近くに移すことや、思い出の場所に散骨したりと、また異なった供養の形式を選ぶことができる点がメリットではないでしょうか。
❖まとめ
今回は、永代供養と墓じまいの違いについてご紹介しました。
それぞれにメリットがある永代供養と墓じまい。
ぜひ今回の記事を参考に、ご自身にとって一番合った供養の仕方を考えてみてください。
また、弊社【お坊さん派遣.com】では『永代供養』や『墓じまい』に関するご相談にも対応させて頂いております。
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