浄土真宗の方で納骨の際の【骨壺】について疑問がある方はいらっしゃいませんか?
「骨壺にはどんな種類があり、一般的なサイズはどのくらいなのか知りたい」
「なぜ骨壺のサイズが違うのか知りたい」
こうお考えの方もいらっしゃるはずです。
そこで今回は、納骨の際の骨壺について解説します。
❖ 骨壺のサイズ
骨壺には、9種類のサイズがあります。
2寸、2.3寸、3寸、4寸、5寸、6寸、7寸、8寸、尺寸の9種類です。
寸とは、長さを表す単位で、1寸は約3cmです。
サイズによって直径が異なり、5寸の骨壺であれば、骨壺の直径は約15cmです。
*一般的なサイズ
骨壺の一般的なサイズは、7寸です。7寸の直径は約21cm、高さは約25cmです。
日本人のほとんどの方の遺骨はこのサイズの骨壺に入りますが、身長が180cm以上の大柄な方だと、遺骨が骨壺に入らないことがあります。
その場合には、8寸の骨壺を使います。
*地域による大きさの差
一般的なサイズは、7寸ですが、骨壺のサイズは地域によって差がある場合があります。
西日本では5寸、東日本では7寸の骨壺が使われることが多いのです。
仏教における習慣が異なるため、骨壺のサイズの違いが生じています。
西日本では、部分収骨という、体の主な骨だけを骨壺に納める習慣があります。
体の一部のみを収骨するので、東日本よりも小さい骨壺を使うのです。
反対に、東日本では体のすべての骨を納める総収骨という習慣があるようです。
部分収骨よりも納める骨が多いので、西日本よりも大きいサイズの骨壺が使われます。
❖ 手元供養、分骨のための骨壺
骨壺のサイズには、9種類があるとお伝えしました。
「2寸や2.3寸の骨壺はどんなときに使うのか知りたい」
こうお考えの方も多いはずです。
小さいサイズの骨壺は、自宅で遺骨を保管する、手元供養の際に使われます。
自宅で保管するため、保管のしやすさを重視し、2寸の小さな骨壺が使用されるのです。
また、分骨のためにも小さいサイズの骨壺が使用されます。
『分骨』とは、骨壺をお墓や納骨堂に保管する以外に、浄土真宗の本山(大谷本廟)に納めることを言います。
分骨の際には、体の一部の骨を納めることがほとんどなので小さな骨壺が使われます。
さらに、小さいサイズの骨壺は、インコやハムスターといった動物の骨壺としても使われます。
❖ 骨壺の種類
骨壺には、ふたの閉め方によって2つの種類があります。
通常の骨壺は、上側のふたが骨壺の中に入り込む形状をしています。
また、もう一方の種類は、上のふたが外側にはみ出す形状をしており、切立タイプと言います。
良くあるのは通常のタイプの骨壺ですが、切立タイプの骨壺の方が、湿気がたまりにくく、内部の遺骨を適切に保存できます
❖ まとめ
今回は、納骨の際の骨壺についてお伝えしました。
納骨をする際には、今回お伝えした情報を参考にしてみてください。
弊社【お坊さん派遣.com】では、上記『大谷本廟』内に納骨壇を所有致しており、『永代供養』のご対応も可能です。
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