「宗派が違っていても、お坊さんの派遣はできるのだろうか？」
「そもそも、仏教の宗派の違いはどこなの？」
このように、疑問に思ったことはありませんか？
確かに、仏教には様々な宗派があります。
この宗派の違いを予め知っておくことで、自分はどの宗派なのかを理解することができます。
そうすれば、派遣するお坊さんに自分に宗派に対応できるのか、確認することも可能です。
よって、ここでは、仏教の宗派の違いについて、ご紹介して参ります。
❖ 仏教の宗派の種類
仏教の宗派は、13種類あると言われています。
今回は、その中で、よく名前を聞く宗派をいくつか取り上げてご紹介します。
＊浄土宗
これは、修行を認めず、修行による成仏を否定する宗派です。
念仏を唱えることを重視し、極楽往生することができると教えられています。
極楽往生すれば、極楽浄土で修行して成仏できると考えられています。
＊浄土真宗
善人も悪人も老いも若きも、阿弥陀如来様の大きなお慈悲で等しくお浄土に往生させていただけるという教義の宗派です。
「阿弥陀様が救ってくださる」と信じることで、仏は舞い降り、報恩感謝のお念仏を唱えることを修行とします。
＊真言宗
曼荼羅的な思想を中心とする宗派です。
人の心の在り方、価値観、宗教を10段階に分けて、大如来様と同じ段階までに達することを説きます。
大如来をすべての基本とし、真言宗以外の教えは顕教とする傾向があります。
＊天台宗
この宗派は、どの宗派とも違いが少ないことが特徴の一つです。
人とのそれぞれの縁に応じてどの分野から学んでも構わないとするものです。
修行は、「四種三昧」と呼ばれるように4種類から成り立っています。
また、経典は法華経が中心です。
しかし、「朝題目夕念仏」といわれることから、朝は法華経中心で、夕方は阿弥陀仏中心で進めていきます。
＊臨済宗
経典や教えを使わず、相手の心に直接働きかけて、その本質を悟らせる宗派です。
あらゆる生命と共存できることに感謝して、神様を祀り、すべてのものに仏性を見て拝みます。
1700余りもある先祖の教えを体得することが、悟りを開かせる基本だといわれています。
❖ 最後に
このように、仏教には様々な宗派があり、教義も大きく異なります。
以上を踏まえて、ご自身の宗派がお坊さんの派遣に適しているのかどうか、事前に確認しておくことをおすすめします。
弊社でも、お坊さんの派遣を行っておりますので、気になる方は、是非ご相談ください。
また、宗派について詳しいことをお知りになりたい方も、ご連絡ください。
お待ちしております。
