今回は『お坊さんを変える方法』を紹介します。
過去に何らかの問題があって、「お坊さんを変えたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?
大半の方は「お坊さんを変えることなんか可能なの?…」と疑問に思われる事でしょう。
しかし、葬儀や法事をより良いものにするためには、お坊さんを変える事は何ら問題ありません。
そこでこの記事では、『お坊さんを変える方法』を説明していきます。
【変える方法】
お坊さんを変えるにはいくつか理由があると思います。
そこでお坊さんには
・仏壇や仏具の継承者がいない
・先祖のお墓の面倒をみることができない
・菩提寺への寄付金などの納付が厳しくなってきた
などといった旨を伝えるのが良いでしょう。
変更する手続きの際、離檀料はほとんどの場合、不用です。
しかし、万が一、法的効力を持っている檀家契約書の書類があれば、その規約に従わなければいけませんので、その点は注意してください。
❖菩提寺に相談
菩提寺とは、先祖代々の方々が弔われているお墓の世話をしてくれているお寺のことです。
菩提寺にはお葬式が終わったあとでも各種法要でお世話にならなければなりません。
もし変更したい場合は、菩提寺の住職さんに相談するのが一番良いでしょう。
菩提寺の住職さんは、お寺のネットワークを持っている可能性が高いので、相談すれば、新たなお坊さんを紹介してくれるかもしれません。
しかし、菩提寺側からすると檀家が1軒減る事になりますので、快く紹介頂けない場合もあります。
❖お坊さん派遣業者へ依頼
現在は昔と違って、葬儀や法要の時だけ【お坊さん派遣会社】に依頼する人が増えてきています。
手続きが簡単な上、『お布施があらかじめ定められている』という点が一番の魅力です。
手続きは簡単です!
法事が決まったときに、派遣業者に電話をすれば、派遣業者の方が依頼者名や日時・場所等を尋ねてきます。
その後、具体的な詳細と法事内容の確認などを、出仕するお坊さんと依頼者の方とで打ち合わせを行います。
そして実際に、お坊さんが出仕したときに、お布施を直接手渡すという形になっています。
そのお布施の金額は、旧来の葬儀業者や菩提寺のお坊さんを依頼する場合は自分で料金を決めなければなりません。
しかし、派遣業者の場合は、あらかじめお布施の金額が決められているので、お布施のことで悩む必要がありません。
❖まとめ
今回は、お坊さんを変える方法をご紹介しました。
親族が集まる法事をより良いものにするためですので、お坊さんを変えることは何も問題ありません。
ですから、もしお坊さんを変えたいと考えている方がいましたら、上記であげた方法をぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。