今回の記事では、法事において、『お坊さんに依頼するまでの流れ』をご紹介していきます。
前もって知っておくことで、問題なく法事を進めることができます。
もし、初めての経験で、「法事についてよくわからない…」という方がいましたら、この記事では【法事までの準備】について順を追って具体的に説明致しますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
❖ 法事の流れ
法事法要はできるだけ、1か月前までにはすべての準備が終わるように、予定を組んでいきましょう。
① 法事・法要の日時や場所、参加者の目安を決めていく
・日時は僧侶との都合が合い、参列者が参加しやすい日を選ぶようにしましょう。
・参加人数や場所をしっかり考えて、一番法要に適した日時と場所を選ぶようにしましょう。
② 僧侶に依頼する
法要で読経をしてもらうために、僧侶に依頼しなければなりません。
他の法要との関係で、遺族の希望に沿わないこともあるので、期日が決まったらなるべく 早く僧侶に依頼を頼むようにしましょう。
※1番のおすすめの方法は、前もって僧侶の予定を聞いておいてから、法事・法要の日時を調整することです。
③ 法事・法要に参加してもらう方に案内状を送付する
案内状を送付する時期は、法事・法要の1カ月前が良いでしょう。
案内状には以下の項目を記載してください。
・法事・法要を行う故人の名前
・場所と日時
・お斎(法要後の会食)の時間・場所(会食を予定していない場合は、その旨も記入するようにしましょう)
出欠確認を行えるように、返信用はがきを同封しておきます。
出欠確認が2週間程度で完了することができれば、法要後の会食であるお斎を催すお店の予約など、スムーズに事を進めることができます。
③ 引き出しものを用意する場合
引き出し物は、香典へのお礼として、参加者の方へ用意するのが丁寧な対応だと言えるでしょう。
参加者の人数が決定すれば、引き出物を渡される方々の事情もしっかり考えて、品物を選ぶ必要があるでしょう。
※以下のような条件がそろっている品物がふさわしいです。
・参加者が持ち帰りやすいもの
・実用的な物
上記の条件が揃っているものとしては、お菓子のような食品・洗剤、石鹸等があげられます。
引き出しものの金額として一般的なのは2,000円~5,000円ぐらいです。
❖ まとめ
この記事では、法事を行う流れをご紹介しました。
これから法事を行うという方は、上記にあげたことをぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。