「初めてお電話をいたします。
先日主人が逝去いたしました。
葬儀は近くの家族葬専門のホールで行いました。
菩提寺は無い為、葬儀社さんが手配してくれました。
葬儀会式の前に、ごあいさつと御布施を渡しに寺院控室へ入った時のお話です。
葬儀担当の僧侶より開口一番に
『葬儀後は、うちのお寺の檀家となり、49日法要は必ず行って下さい。』
との事でびっくりしました。
当方はとりあえずは葬儀の時だけお願いしたつもりでしたので、理由を尋ねると、
『今後の法要はうちのお寺で行うのが常識で、うちの檀家になってもらわないと…』
との事でかなりきつい口調で申されましたので、
『検討します』とだけ返答し、控室を出ました。
葬儀前で私達親族にとっては深い深い悲しみの中にいます。
そういった心情にも寄り添えない僧侶に次の法要を依頼する気には到底なれず、
息子と娘にも相談した結果、他のお寺のお坊さんを探す事になりました。
葬儀後、じっくりと時間をかけて、インターネット上でお坊さん派遣の検索をしました。
すると、何十社の派遣会社がヒットする事に驚きました。
そして、子供たちと私が選んだ会社が一致したので、御社へお電話した次第です。
当方の要望としては、檀家にならず、法要をお願いしたい時だけお坊さんに来てもらいたのですが、可能でしょうか?」
といった内容のお電話でした。
近年では同様のご相談・ご依頼を、電話・メール・LINE で多数いただきます。
お寺を断る理由もいくつかあります。
① 遺族の心情に寄り添えない
② 言動が横柄で上からものを言う
③ お経の声が小さく、雑な感じ
④ 身なりが悪い
⑤ 従来の檀家制度に疑問があり、なりたくない
等々の内容が大半です。
そして、倉田様が、弊社【 お坊さん派遣.com 】を選ばれた理由は、
① 檀家にならなくていい
② 節目節目の法要で必要な時だけ依頼できる
③ 面談済みの経験豊かな僧侶を厳選
といった内容が記載されていたからだそうです。
「 本当に、ホームページ上の記載内容の通りですか?
安心してお任せしても大丈夫なのですか? 」
とのご質問もいただきました。
下記内容も近年よくあるご質問です。
巷では、
❶ 檀家になるよう強要する
❷ 僧侶になりたてで読経・作法に疑問
❸ 依頼したお坊さんの代理のお坊さんが来る
❹ 僧籍(僧侶の資格)が無い
❺ 身なり・言動が目に余る
等々のクレームが発生致しております。
実際に、葬儀社・僧侶派遣会社へクレームの電話が入っているのも事実ですが、
中には問題にせず、諦めているご親族も多いと聞きます。
弊社【 浄土真宗お坊さん派遣.com 】では、
2010(平成22)年の開業依頼、1件もそのようなクレーム案件はございません。
むしろ、リピーターやユーザー様からのご紹介が多くございます。
お坊さん派遣会社は年々増加傾向にありますが、
どこの会社も全て同じではありません。
上記の内容を倉田様へご案内した結果、
「それでは、1月15日(日)午前10時30分に自宅で四十九日法要をいたしますので、
お寺様の手配をお願いします」
とご依頼を正式に賜りました。
早速、担当住職よりお電話をいたし、
① 日時・場所の確認
② 質疑応答
のご挨拶をさせていただき、【49日(満中陰)法要】へご出仕致しました。
倉田様、この度は数ある僧侶派遣会社の中から弊社をご用命いただき、誠にありがとうございました。