弊社に下記内容のお電話が入りました。
「初めてお電話をしました。インターネット上で『お坊さん派遣』の検索をしました。あまりにもたくさんヒットしたので驚きました。
どのサイトも似たり寄ったりな感じで、正直どこが良いのかわからなかったです。すでに3社へ電話をかけました。
1社目は電話応対が悪く、担当の僧侶からの電話を待っていましたが、1時間以上経っても電話がありません。
2社目は代表電話にかけても誰も出ません。3社目は留守番電話になっており、通話不可でした。
4社目が御社です。」
西村様、正直にお話される方でビックリいたしました。
結構、「初めての電話です」とおっしゃる方が多いものですから…
お電話のご依頼内容は、身内に余命があまり長くなく、危篤状態が続いているため、通夜・葬儀の段取りに入っているとの事でした。
理由としては、友人の実父がご逝去時、何の準備もなく、慌てて葬儀社・お寺探しをしたため、葬儀代金・お坊さんへの御布施等、かなり高額な支出を余儀なくされたお話を聞いていたからだそうです。
西村様は、出来るだけ費用を抑えたいとのご要望でしたので、街の葬儀社のご案内はせず、大津市の市営である【大津聖苑】にて葬儀を執り行う事となりました。
火葬場と併設しているため、霊柩車の手配が不要ですし、ホール使用料等々、名の通った街の葬儀社よりもかなり安価で行えます。
早速、弊社より出向する担当僧侶から西村様へお電話をおかけし、事前に、法名の打ち合わせ等を済ませました。
その2日後にご逝去されました。
大津聖苑にて、葬儀・火葬・初七日を行い、喪主様より、
「この度は会場・僧侶の手配等、大変お世話になりました。
お陰様で予算内で全て収まりました。
また、ホールも広いので、密にならず、コロナウイルス感染対策も万全でした。
ありがとうございました。いいご縁となりました。
49日法要も引き続きよろしくお願いいたします。」
との御礼のお言葉を頂戴致しました。
こちらこそお世話になりました。
どうかご自愛くださいませ。